鑑定物件事例



    (No.1649)   車両による電話機及び店舗ガラス、商品への損害     
  指定施工業者を変更し処理された例 及び
    売り上げ低下の補償がなされた例
  1. 見積及び査定金額 ※単位は「円」

  事故の概要
  1. コンビニの駐車場にて駐車していた車両を発進させる際、バックするところを誤って 前進にギアを入れアクセルを踏み込んだ為、前方の電話機を倒し、店舗のガラスを破損、 店内にガラスが散らばり商品等に多大な被害を与えた

  見積金額が減額された主な事由及び合意に至った経緯
  1. 被害復旧について、店舗指定業者からの見積呈示があったが、工事単価を検討したところ 非常に高くこの点を指摘したところ、呈示見積額より下げることはできないとの回答があった。 そこで、直属関係社事務所所長及び当該店長と経過の説明と共に工事業者の変更を提案したところ 当該会社の工事保障を守ることを条件に認めるとのことであった。損保様ご承諾の上弊社で復旧業者を 手配し見積提示額に対し、実損損害査定を行った結果妥当であり訂正の必要は無く合意に至った。
  2. アイスクリームの什器に於いて、一部外装に傷があり、メーカーへ修理見積呈示を御願いしたところ 妥当額であった。
  3. また、ガラス片による損害請求のあった、菓子、本、アイスクリーム及び清掃人件費は検討したところ 妥当額であった。
  4. 事故後、店舗は休業することなく営業を継続していたが事故以来半月の売り上げが 極度に低下していたのでその分の保障を求められた。それに対し各種資料の提出を求め検討した結果 売り上げが極度に悪化していることが判明したので、月別指数その他を考慮して粗利益分で協議、合意した。
  5. 電話機に於いて提出された公衆電話設備損害額は妥当額であった。

  関連作成書類
  1. 鑑定査定書、販売店売り上げに関する資料、施工業者補償基準(写)等

  参考写真
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