鑑定物件事例



    (No.2082)   車両による建物、エアコン、ピアノ等への損害     
  見積に対し本件との間接損害の証拠がない内容により減額となった例及び
    将来に予想される不具合に対する見積は容認できなかった例
  1. 見積及び査定金額 ※単位は「円」
  2. 上記金額の内、差額の大きかったアライメントテスターに於ける
    見積及び査定金額 ※単位は「円」

  事故の概要
  1. 被害者敷地内を車両で移動中、視界が暗く見えにくかった為、ハンドル操作を誤り、建物・エアコン及び 建物内のピアノ・アライメントテスターへ衝突し多大な損害を与えた

  見積が容認できなかった主な事由
  1. 被害復旧については被害者側で手配済みであって、修理見積に対し実損の損害調査を実施したところ、 その見積詳細は、地区単価と通常の建設単価から判断すれば、まったく本件事故との間接損害を容認し得る詳細でなく、 認定できない物について減額訂正を行い妥当とされる査定額により協議の結果、合意に至った。
  2. ピアノ調律見積額に於いては、実損の損害調査を慎重に協議して実施したところ、良心的な妥当額であった為 減額訂正無く容認して認定した。
  3. アライメントテスター修理復旧見積額に於いては、作動・指示値等の機器点検費用は妥当額と判断し容認できたが その他の項目は将来予想される不具合に対する見積のため容認し得る詳細では無かった。
  4. エアコンに於いては損害見積額に対し、減価償却算定を行ったところ、それに基づく弊社査定額が妥当という見解に達した。

  関連作成書類
  1. 鑑定査定書、資産減価償却算定書

  参考写真
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