「鑑定」という言葉をよく耳にしますが、
「損害鑑定」という言葉はあまり聞き慣れないと思います。
「損害鑑定」とは災害によって被害を受けた被害者様の救済に伴い、
損害額の妥当性を追求することであり、保険制度が発足した時代より行われている、ちょっとお堅い仕事です。
では、損害鑑定事務所はどんな仕事をしていると思いますか?
損害保険は、あなたが自動車の運転やその他日常生活を安心して送ることができるように「もしも」の場合に
経済的保障を提供する制度です。
損害保険会社様のご契約者様が突然の事故にみまわれた時、
またその他様々な原因による被害を受けた時、通常は各損害保険会社の
担当者様が事故処理をします。しかし、被害の状況や内容によっては、、難解であったり、専門知識が必要であったりする場合もあります。
そのような場合に、損害保険会社のご依頼を受けて、損害鑑定事務所に於いて被害を
調査・鑑定し、復旧業者と妥当な損害額に付いて協議を実施します。
具体的には、まずご依頼を受けたら現場の被害状況を調査し、被害範囲・被害額はどの程度か、
専門家の立場から調査、分析、査定を実施します。その後鑑定査定書及び調査書を作成し、
被害者様、又は復旧業者と協議しながら、被害額を認定していきます。
このように、被害の現状復旧という原則に基づき、損害鑑定のプロの目で、妥当性に基づく損害額を算定する事が
損害鑑定事務所の仕事です。
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